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2020年04月27日

マニアも唸った絶品グルメ 青森の「インスタントせんべい汁」が驚きのクオリティだった



マニアと味わう「ご当地カップ麺」の世界第二十八回 八戸東洋「せんべい汁 しょうゆ味」 文・写真:オサーン

カップ麺ブロガーのオサーンです。「ご当地カップ麺」をレビューする連載の第二十八回目。今回はカップ麺ではありませんが、青森県八戸市を中心に食べられているご当地料理、「せんべい汁」のカップ商品をレビューします。

八戸東洋「せんべい汁 しょうゆ味」
B-1グランプリ覇者せんべい汁のカップ商品
せんべい汁は、八戸市周辺を中心に江戸時代から親しまれている郷土料理で、鶏肉や豚肉を入れた醤油ベースのだしに、野菜やきのことともに南部せんべいを入れて煮込んだ料理です。

2012年のB-1クランプリで「八戸せんべい汁研究所」がグランプリを獲得して全国的に知られるようになったので、ご存じの方も多いかと思います。

個人的に青森県のグルメと言えば、十和田バラ焼きや煮干しラーメン、いちご煮などに目が行く一方で、せんべい汁は南部せんべいがそれほど好きなわけではないので、今まで食べたことがありませんでした。

今回、カップ商品でお手軽に食べられるということで、初せんべい汁に挑戦してみたいと思います。

南部せんべいの他に、青森県産の鶏肉が入っている
今回の商品「せんべい汁 しょうゆ味」は、八戸市にある八戸東洋という会社が製造しています。東洋水産の完全子会社で、東洋水産商品の製造の他に、せんべい汁やいちご煮といった青森県の名産品を製造しています。今回の一杯では、南部せんべいに加え、青森県産の鶏肉が使用されているとのことです。

「せんべい汁 しょうゆ味」は、青森県を中心に一部地域のみで販売されており、それ以外の地域で手に入れるには、ネット通販やご当地フェア等を利用する必要があります。また、定価税込540円と即席商品としては高額なのもネックとなります。

南部せんべい3枚とレトルトの具が入っている

内容物は、南部せんべい、レトルト調理品、スープ、ねぎ
プラの蓋のついた昔ながらの容器に、南部せんべいが3枚、鶏肉や野菜類の入ったレトルト調理品、醤油色のスープ、そしてねぎが入っています。

お菓子として食べる南部せんべいが入っているわけではなく、せんべい汁用の「おつゆせんべい」というものが存在しており、今回の商品も普通の南部せんべいではなくせんべい汁用のものが入っているようです。

「おつゆせんべい」の事情はこちらに詳しく書かれています。

南部せんべいは4つ割にして入れる
南部せんべいは3枚入っていますが、今回の商品に限らず、そのまま入れれば良いというわけではなく、汁に馴染ませるために割って入れます。

3枚の南部せんべいを割って入れる
まずはカップに南部せんべいを割って入れていきます。1枚を4つ割にするとのことですが、4つに割ろうとすると5つとか6つに割れてしまって、細々としてしまいました。不器用なもので難儀ですが、多分大丈夫でしょう。

割った南部せんべいの上に、レトルト調理品、スープ、ねぎを入れていきます。青森県産の鶏肉やきのこなどレトルト具がかなりたくさんで、ご馳走の雰囲気が出ていますね。

全部入れた後にお湯を注ぎ、4〜5分待ちます。この待ち時間はカップに記載されているのですが、なんだかアバウトですね。4分だとせんべいがかため、5分だとやわらかめになるのでしょうか。今回は4分で食べ始めたいと思います。

分後、せんべいはあまり崩れたり膨らんだりしていない
4分でフタを開けて完成。南部せんべいが崩れたり膨張したりするのかと思いましたが、適度に汁を吸いつつも原型を留めています。これがせんべい汁専用の力なのでしょう。お麩とか、はんぺんに似ているように見えました。

汁を含んだせんべいは間違いなく食事の雰囲気 そもそもせんべい汁に使われる南部せんべいは、小麦をかためて揚げたもので、米など農作物が不作の際の保存食としての役割があったそうです。なので、南部せんべいはつゆの具というよりは、汁物に入れる主食であり、すいとんやお餅などと同じ感覚で食べられています。

汁を含んだせんべいは、とても不思議な食感です。湯戻し4分で食べ始めた時はちょっとかためで、せんべいの耳の部分が特にかたく、ちょっとホルモンみたいな食感に感じました。

食べ進めていくうちにだんだんやわらかくなっていき、小麦の雰囲気が出てきます。すいとんやお餅ほど重くはないものの、はんぺんやお麩よりは明らかに重たい食感。

あまり例えようのない食感なのですが、少なくとも元の南部せんべいの雰囲気はまったくありません。お菓子ではなく完全に食事です。食べる前のイメージとはまったく違いました。

鶏肉やきのこがたくさん!

鶏肉、きのこ、ごぼうなどが入って具だくさん レトルト調理品の袋には、青森県産の鶏肉を始め、ひらたけ、ごぼうが入っています。かなり具だくさんで、これは明らかにご馳走ですね。鶏肉は胸肉中心ですが、味が染みていてやわらかいです。ひらたけやごぼうにもしっかり味が染み渡っています。

インスタントで定価540円は高いなんて書いてしまいましたが、南部せんべいとレトルト具でこのボリューム感なら、540円は決して割高ではありません。

醤油が濃いめの汁 南部せんべいの食感が独特で具だくさん。とても食べ応えがありました。では味はどうでしょうか。

鶏油の浮いた醤油の濃い汁 鶏のだしがよく出た醤油味で、スープ表面に鶏油が浮いています。東北を始め寒冷地では塩辛い味付けが好まれる傾向にあるそうですが、鶏油や昆布で味に丸みをもたせているので塩辛いとまではいかないもの、醤油の香りや塩気は強め。南部せんべいと合わせても負けない味でした。いかにも東北の味という感じでおいしいです。

青森を旅行した気分になれる一杯! 八戸を中心に親しまれるせんべい汁の即席カップ商品を食べてきました。定価税込540円と即席商品としては高額ではあるものの、おいしい汁を吸った南部せんべいに、鶏肉やきのこがたくさん入っていて、価格以上のご馳走でした。

域外で購入しようとすると通販購入になってしまいますが、定価540円で青森を旅した気分になれるかもしれません。私はこれが初めて食べるせんべい汁でしたが本当に大満足でした。いつか良い時期になったら、本場のお店でも食べてみたいです。

筆者:オサーンカップ麺ブロガー。十数年前に出会った「日清麺職人」のおいしさに感激したことがきっかけでブログを開設。「カップ麺をひたすら食いまくるブログ」で毎週発売される新商品を食べて毎日レビューしています。豚骨スープとノンフライ麺の組み合わせがお気に入りですが、実はスープにごはんを入れて食べるのが最も至福の時です。


posted by terry at 08:51| Comment(0) | ご当地グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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